いすゞ自動車株式会社|統合報告書 2024

PROJECT
いすゞ自動車株式会社 統合報告書2024

OUTLINE
いすゞ自動車様は商用車メーカーとして、トラック・バスの製造・販売を手掛け、車両の導入からアフターサービスまでライフサイクル全体を通じたサービス提供を行っています。海外向けにはピックアップトラックの製造・販売も手掛け、日本・東南アジアを中心に強固な顧客基盤を築いています。
さらに、車両の安定的な稼働を確実にするために、商用車メーカーとして早くからITシステムを使用した運行管理や稼働サポートサービスを提供しています。
また昨今、自動車産業が直面しているCASEという変革に対しては、複数の会社とのアライアンスを活用し、カーボンニュートラル車両や自動運転の開発を効率的に進めています。

POINT
いすゞ自動車様は2024年4月に公表された新中期経営計画「ISUZU Transformation -Growth to 2030(IX)」にて、目指す姿として「商用モビリティソリューションカンパニー」を掲げ、実現に向けたビジネスモデルや組織の変革を進めています。2024年版ではその「実行力」を訴求するため、中長期戦略に関する説明を大幅に拡充しました。収益と投資の源泉となる既存事業の強化、未来の収益に貢献する新事業への挑戦という2つの視点から新中期経営計画を説明しています。
特集では、収益と投資の源泉となる既存事業における競争優位や今後の戦略を、より現場に近い目線で解説しています。国内CV事業では、現在のビジネスモデルが持つ優位性を改めて整理しながら、今後の戦略を掘り下げました。海外CV事業においては、国内・海外の事業構造上の違いを踏まえつつ、どのように盤石な収益基盤を強化していくのか、事業戦略と組織改革の両側面から深掘りしています。

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