蝶理株式会社|Tsumuguレポート2024(統合報告書)
# 制作実績
2025.04.03

PROJECT
蝶理株式会社 Tsumuguレポート2024(統合報告書)
OUTLINE
・顧客概要
蝶理株式会社(以下、蝶理)は生糸問屋として創業し、繊維事業・化学品事業・機械事業を中心に幅広い領域・地域で事業を展開している複合型専門商社です。これまで築き上げた独自のグローバルネットワーク、幅広い専門性を有した人材、創業以来160年超で積み上げられた強固な事業基盤を強みとし、高機能・高専門性に優れた商材を取り扱っています。
・本プロジェクトにおいて顧客が課題としていたこと
蝶理は、「蝶理独自の統合報告書」ということを訴求するべく、「Tsumuguレポート」という名称で情報開示に取り組んできました。前年版にあたる「Tsumuguレポート2023」は、統合報告書として必要な情報、開示項目に対して十分とは言えず、競合他社と比較した際にそのクオリティや投資家にとっての有用性など、まだまだ精査するべき内容が積み残しとなっていました。そのため、「Tsumuguレポート2024」では、抜本的な改善ではなく、既存の開示情報を見直すことや情報精度をブラッシュアップすることなど、レポートにおける細かい部分を、その上流部分から含めて課題とし、検討し直しました。
POINT
2024年は新たにマテリアリティを公表されたことや、長年勤められていた先濵前社長が退任し、迫田新社長が就任されたことなど、蝶理が企業として転換点を迎えている年でもありました。そのため、情報を見直すという課題を踏まえつつも、蝶理として新たに開示する内容についてはその開示体系を根本から見定め、投資家にとって内容を咀嚼しやすいレポートにしました。
加えて、根本から見定めるという観点においては、コンセプトシートを用いたデザインコンセプト策定も改めて行い、内容面、冊子としての見栄えともに、例年よりさらにブラッシュアップされたものとなりました。

初年度を迎えた中期経営計画に関するロードマップの開示

新たに開示したマテリアリティについて