【終了しました】EDGE主催 IRセミナー2023 企業報告の転換期において期待される統合報告とは
サステナビリティ情報ニーズの高まりを受け、IFRS財団傘下の国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)がグローバルの統一基準となるIFRS S1号及びIFRS S2号を公表しました。日本でも今後適用が予定されています。欧州ではさらに詳細な制度開示化が進められ、日本でも有価証券報告書におけるサステナビリティ開示の義務化が2023年から本格的に始まりました。
また、2023年3月に東京証券取引所が「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応のお願い」を通知するなど、日本企業に対して株主・投資家の要請をより強く意識することへのプレッシャーも高まっています。
企業報告は大きな転換期を迎えています。近年のトレンドに対する投資家の見方を理解するとともに、統合報告に代表されるような、企業価値を自由に表現する報告に今何が求められているか、企業と投資家の対話の現場をよく知る投資家の方々と議論します。
開催日時 2024年1月17日(水)10:00-12:00
開催形式 オンライン(Zoom)
募集人数 400名
参加費 無料
対象 上場企業のIR、広報、サステナビリティ、経営企画、経理・財務部門ご担当者
※参加登録締切:1月16日15:00
※参加登録者の方に向けたアーカイブ配信を期間限定で予定しています。
お問い合わせ先 株式会社エッジ・インターナショナル セミナー事務局
開会挨拶 10:00-10:05
株式会社エッジ・インターナショナル 代表取締役社長 麻生 佳孝
(5分)
講演 10:05-10:25
(20分)
「統合報告書の制作意義を考える」
株式会社エッジ・インターナショナル 常務取締役 CMO
株式会社コンサイス・レポーティング 代表取締役社長 黒原 哲也
パネルディスカッション 10:25-12:00
(95分)
「企業報告の転換期において期待される統合報告とは」
三菱UFJ信託銀行株式会社 MUFG AM サステナブルインベストメント フェロー 加藤 正裕氏
インベスコ・アセット・マネジメント株式会社 運用本部 日本株式運用部 ヘッド・オブ・ESG 古布 薫氏
各国でのサステナビリティ開示義務化や、企業経営の骨格となる一貫した価値創造ストーリーの重要性のさらなる高まりなど、様々な転換期における企業報告や統合報告に対する期待を議論します。
※プログラムは予告なく変更になる場合がありますので、ご了承ください。
登壇者プロフィール
加藤 正裕氏
三菱UFJ信託銀行株式会社 MUFG AM サステナブルインベストメント フェロー
慶應義塾大学経済学部卒業後、1990年に三菱UFJ信託銀行に 入社。米国三菱UFJ信託銀行を含め、国内外の運用関連部署 でアナリスト、ファンドマネージャー業務を担当し、2005年から責任投資に従事。国連「責任投資原則」日本ネットワーク共同議長として責任投資の普及・推進に尽力するとともに、個人および年金向け責任投資プロダクトの開発、国内外株の議決権行使・エンゲージメント実務にも携わる。近年はグローバルなESG・機関投 資家の動向調査等をロンドンで担当し、2019年からは東京でサステナブル投資の企画・推進に従事。2023年4月より現職。
古布 薫氏
インベスコ・アセット・マネジメント株式会社 運用本部 日本株式運用部 ヘッド・オブ・ESG
一橋大学経済学部卒業後、1997年にJPモルガン証券会社投資銀行部門に入社。2000年からJPモルガン・アセットマネジメント株式会社日本株運用部門アナリストとしてテクノロジー業界を担当。2014年にインベスコ・アセット・マネジメント株式会社に入社し、日本株式運用部のテクノロジー・金融業界担当のアナリストと同時にヘッド・オブ・ESGとして日本株運用チームのスチュワードシップ活動を統括する。日本株における議決権行使ガイドライン策定、各種開示資料作成・発行、建設的な対話の実践等をリードする。社外活動として金融庁公認会計士監査審査会委員、令和4・5年度なでしこ銘柄選定委員、30% Club Japan インベスターグループ Vice Chairを務める。
黒原 哲也
株式会社エッジ・インターナショナル 常務取締役 CMO
株式会社コンサイス・レポーティング 代表取締役社長
京都大学法学部卒業後、2002年に東海旅客鉄道株式会社に入社。現場研修を経て、東海鉄道事業本部経理課に配属。2004年に財務部管理課に異動し、有価証券報告書作成業務に携わり、IRの基礎を学ぶ。2006年、当社に入社。アニュアルレポート、統合報告書をはじめとしたIRツールの企画・編集・原稿作成業務などに従事し、2022年に取締役に就任。2023年にはCMOに就任し、当社の営業統括を担う。同年、株式会社コンサイス・レポーティングを設立。同社の代表取締役社長を務める。