株式会社しまむら|統合報告書 2024

PROJECT
株式会社しまむら 統合報告書2024

OUTLINE
株式会社しまむら様は、高い生産性と効率的なチェーンストア運営を実現するための独自の仕組み「ローコストオペレーション」を構築し、全国47都道府県と台湾にて約2,200店舗のチェーンストアを展開しています。全てのステークホルダーにとっての「【いい会社】を造る」ことを経営ミッションとし、1953年の創業以来、生活必需品である衣料品を安定供給する社会インフラ企業として、消費生活と生活文化の安定と向上への貢献を図っています。
2024年版は、しまむら様にとって初めてとなる統合報告書です。制作を支援させていただくにあたって、しまむら様が創業以来培われてきた「商売の原理原則」を大切にし、掲載内容・デザインの両面で【いい会社】を造り続けていることが伝えられるレポートを目指しました。

POINT
・価値創造プロセス
価値創造プロセスは、多くの企業様が開示されている統合報告書には欠かせないコンテンツです。当社は、しまむら様の「らしさ」を表現するべく、企業理解を重視した提案・制作に取り組みました。
最も工夫した点は、「ビジネスモデル」の見せ方です。しまむら様はチェーンストア理論に基づき、自社の経営環境に適した独自の仕組み「ローコストオペレーション」を構築し、高い生産性と効率を誇る店舗運営を実現されています。また、このビジネスモデルが一過性のものではなく、持続的なものであることが伝わるよう、ビジネスモデルの中での「循環」を表現するために、デザイン面にも工夫を凝らしました。

・特集:ビジネスモデル
統合報告書の初版となるため、しまむら様独自のビジネスモデルを多くの読者にご理解いただけるよう、特集として取り扱うことをご提案しました。重視した点は、独自の仕組み「ローコストオペレーション」がコスト削減だけでなく、どのような付加価値を生み出し、企業価値につながっているのかをお伝えすることです。
「ローコストオペレーション」の考え方と、「出店」から「販売」までの各工程の仕組みと強みを掲載した全体像をレイアウトすることで、独自のビジネスモデルが伝わるよう尽力しました。

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