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欧州委員会がグリーンタクソノミーの「拡張版(トランジション)」とソーシャルタクソノミーの原案を公表

欧州委員会のサステナブルファイナンス・プラットフォーム(PSF)は12日、EUタクソノミーを発展させる形で、「赤」事業(ブラウン)を改善するグリーンタクソノミーの拡張版(トランジション)案と、社会的事業を分類するソーシャルタクソノミー案を公表しました。これまで「重要な悪影響(significantly harmful (SH)」を抱える炭素集約型産業・事業については、一般に「ブラウン」の名が冠せられてきました。しかし、今回PSFは「ブラウン」の表現は土壌汚染された土地を意味する「ブラウンフィールド」と混同されるので、「赤」(従来の「ブラウン」)、「黄」(SHを含め、対策によって「緑、青」化が可能)、「緑」(本来的にグリーンな事業)の3分類にする案を示しました。
グリーンタクソノミーの拡張版(トランジション)ではこれらの「赤」や「黄」の企業においても活動の内容や改善状況によっては「緑」化することなどを想定しています。
ソーシャルタクソノミー案は基本的にグリーンタクソノミーの方式を踏襲していますが、一部事業の評価については科学的根拠ではなく国際的に認知されている人権宣言やSDGsを活用するとしました。それらの評価手法を基に、事業等の評価を行う際に考慮する活動は以下3つのカテゴリー分けられました。
・経済活動に人権配慮等を組み込む活動を「事業の水平的活動」
・人類の基本的な生活水準向上のための活動を「垂直的活動」
・こうした社会的な活動を経済活動に統合するうえでの企業のガバナンス
欧州委員会は今回公表した2つのタクソノミー案についての8月27日までのコンサルテーションを踏まえ、最終案を秋にも作成する方針です。

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